『幻燈』展覧会

http://a.sanpal.co.jp/hokutoh/information/ http://www.geocities.jp/bbtugeken/ 14日から幻燈展が開催されています。27日まで。お時間のある方もない方も是非!!!以下北冬書房公式サイトより。 開催日時:2010年5月14日(金) 〜27日(木) 場所:世田…

『走馬燈 4号』

alternative Hardcore Comics走馬燈04 【マンガ】 おんちみどり…階段町の人々 藤宮史…〈予告編〉或る押入れ頭男の話・街のなか 斎藤種魚…東京バイオ まどの一哉…苦行君の湾岸労働 西野空男…+ 片桐慎治…みどりの夜 ネズミ…額にて 羽鳥よしゅあ…大久保さん 甲…

『kader0d 4号』

このたび広田修さん(http://albatros2.blog27.fc2.com/)主宰の同人誌『kader0d』に同人として参加することになりました。以下4号の告知です。kader0d公式ブログ(http://kader0d.3rin.net/)より転載。 kader0d4号の予約を受け付けています。定価は600…

『幻燈 10号』

幻燈 10号 「夏の午後には」うらたじゅん 「嵐々電々」うらたじゅん 「性と生活」菅野修 「古本海岸」おんちみどり 「彼女の思い出」角南誠 「或る押し入れ頭男の話・箱舟」藤宮史 「或る押し入れ頭男の話・終章」藤宮史 「タスケ」斎藤種魚 「走馬燈」西野…

中央線快速電車

Ⅰ新宿のガード下ではいつも男も女も大人も子供もみんなみんな座り込んで顔だけこちらに向けているんだ わたしはその顔ぜんぶに見覚えがあって、 だけど電車は残酷にスピードを上げてゆくのさ 暗いホームにすべり込み、ドアがひらく、 そこでわたしは気づく …

『走馬燈 第3号 QOM』

走馬燈 第3号 QOM 表紙装画*山羊タダシ 収録作品 (言葉たち) 西野空男「Maiden Voyage――菅野修を彷徨う」(付録、菅野修作品リスト+関連史) *漫画家・西野空男による20ページに及ぶ仙才・菅野修の初の本格的評論!! 久保隆「つげ義春『窓の手』について…

『遠来 vol.1』

遠来 vol.1 矢木あや子「フィラメント」 奥津ゆかり「硝子の骨」 小林坩堝「でらしね」 文月悠光「ジャンク」 八柳李花「Eclipse」 A5版 12頁 2009年8月1日発行 - 主宰は八柳李花さん。 残部わずかですが、 小林の手もとにある分を無料でお配りしています。 …

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帰るべき故郷がどこにある 同じ窓の反射 同じコンクリート 生まれた瞬間喪った 濡れた土に顔をうずめて そのとき震える肩をかすめ 飛びたってゆくものがある わたしは敗けない 敗けることが出来ない 歩く足の裡で ふみしめる地続きはなんだ おまえは知らない…

続報・『ボオドレエルの誠実 vol.2 対話』

ネット販売がはじまっています。 http://spire.biancca.net/books.htm からご注文ください。 また、 タコシェ(http://www.tacoche.com/) 模索舎(http://www.mosakuhsa.com/) 店頭でもご購入いただけます。

自恣から対話へ

半ば廃墟と化しながらも細々と続けていたサイト「自恣」ですが、この度閉鎖し、こちらのブログへ全面的に移行しました。あきらかにこちらの方が使い勝手がよく、かつ見やすいので。もちろん詩は引き続き載せて行きます。プロフィール欄のリンクからどうぞ。 …

『ボオドレエルの誠実 vol.2 対話』

間もなく『ボオドレエルの誠実』2号が出ます。 5月10日(日)に開催される第八回文学フリマに出店します。 ぜひ遊びに来て下さいませ。 ☆会場 大田区産業プラザPiO (詳細→http://bunfree.net/?%C3%CF%BF%DE) ☆『ボオドレエルの誠実 vol.2 対話』 ■目次 〈詩篇…

列車/ネイション/散華/ヒカヒカ

詩だ。黙狂だ。おれでなくおまえでもない。というおれでおまえだ。

きゅう

鳩を飼っているよ、時々籠から出して、ちょっと首を絞めてやると、あいつら目を細めて喜ぶんだぜ。あんまり嬉しそうにするから、こっちも段々本気になっちゃって、もう5羽くらい、殺したかな。

拍手!

聴く者のいない朗読会 観客のいないコンサート拍手!

なまくびなまもげなまたまご

記述の欲望だけがあり、とても疲れている。書かねばならぬこと、書きたいと思っていること、いろいろあるが、とても疲れている。

昨日みた夢の話

白茶けた視界。私は寂れた温泉街の半ば廃墟のような巨きなホテルのロビーにいる。ロビーといってもむやみに広い長方形の空間に3脚ほど丸い椅子が作りつけてあるだけで、フロントがある訳でもなく、私の他には全くひと気がない。奥まったところにエレベーター…

後ろ向きに歩く

過去へと下ることでみずからを現代の風景のなかに叩き出し、四方八方さらには自分自身にさえも否!を突き付けることだ。その途上にあって、私はもっといろいろを識らなければならない。自分自身をどこまで追いつめられるかというかけひき。/ 「貴様らは人間…

箱のなかには

いつも なにもない。

書くこと

すなわち苦行。

パノラマ・パラノイア

暗室 白黒写真が宙吊りに揺らめいている マッチを擦り火をつける 燃えない もう一度火をつける 燃えない 宙吊りされているのは私であって セルフ・ポートレイトのなかの私が 揺れているのだった 始めからなにもかもが失われていた*パノラマ→切り取られた遠…

願望

詩に於いて藤枝静男『田紳有楽』のような表現を目指したい。

昨日みた夢の話*或いは創作メモ*或いは青白き夢にて葬る

青白き夢、とは即ち"青白きインテリ"のことでもあるのですが。そんなことはさておき。 - 私の出身の小学校の屋上で知らないバンドが演奏している。ヒカシューと頭脳警察の曲を演っていた。校舎と校舎の間にある狭い中庭には学生たち(大学生くらいの年齢に見…

脱、脱、脱、

もはやコピペしかないのか? もはやセンスしかないのか? もはや再構築しかないのか?

ノイズ*私は行き詰まりたいのに

私は行き詰まりたいのだと思う。 行き詰まるとはどういうことか。無論、現代の"閉塞"とはまったく別の意味での「行き詰まり」である。現代の閉塞とは「開かれている」がゆえの状況であるからだ。つまり、我々を取り巻くものごとが或る地点にまで到達し、成熟…

"わたしの"時代−6、70年代考

私は昭和が終った翌年、1990年に生まれた。平凡な家庭に育ち、これといった大きな問題を抱えることもなかった。しかし、私は本格的に文学というものに目覚めた頃から、いま生きている時代に妙な違和を感じるようになったのである。様々な思想や言説に触…